台風と歯
8月も中旬に入り台風の時期になってきましたね

皆さん、夏を楽しんでますか


さて 『台風が来ると歯が痛くなる』 こんな話を聞いた事ありませんか??
時々、女性が 『気圧の影響で頭が痛い』 『低気圧で気分がすっきりしない』 と口にするのを聞いた事がありますが、実は歯も痛くなることがあるんです。
では、台風と歯痛 何の関係があるのでしょうか

台風とは熱帯低気圧のこと。その接近とともに、急激に気圧が下がる事が歯の痛みに起因します

飛行機や山登りをしたとき、ポテトチップの袋がパンパンに膨らんでいるのを見たことありませんか?

これは、元々平地の気圧で作られた物が密封されたまま気圧の低い所へ持って行くことで容器の中から外へ圧力が、かかっている状態となるためです

今度は、歯で考えてみましょう

歯の中には神経の入っている空洞があり、その空洞は平地の圧力
と等しくなっています。
ところが、短時間に外気の気圧が下がるとその変化に対応しきれず
一時的にポテトチップの袋と同じ状態になってしまい、その外に向かう圧力が
痛みを引き起こしてしまうことがあります

特に、虫歯を放置していると虫歯の空洞ができ、虫歯の穴から神経の空洞に空気が入っていると膨張しますので圧迫され歯が痛くなるのです。
台風


気圧の変化が起こるので同じような変化が歯に起こってしまう可能性があることになります。
こうした急な歯の痛みに悩まされれないためにも、普段から虫歯の治療や定期的な健診をお勧めします

| 歯科豆知識 | 12:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑