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横浜市泉区の歯科 横浜いずみ台病院歯科診療室

横浜市泉区の横浜いずみ台病院歯科診療室の情報ブログです。 歯科診療室からの各種情報を発信してまいります。

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お口の話し

こんにちは、歯科医師の餅田です。

本日は、なんとなく気だるい、頭が痛い、肩こりが治らない原因がお口の中にあるかもしれません、というお話をしようと思います。

食いしばりと肩こり、頭痛は関連が強いと言われてます。
お口がリラックスしている状態は一般的に、唇は閉じていて歯は噛んで居らず、2〜3mmほど隙間が空いている状態と言われています。
つまり、筋肉を全く使わないと、歯は噛むことはありません。

これが緊張したり、力を発揮しなければならない状態になると、筋肉が働き、歯を食いしばる状態となります。
顎は多くの筋肉の働きにより支えられており、歯を食いしばるときはその筋肉がすべて力んでいる状態になります。

たまにならスポーツや重いものを持ち上げるなど、身体の力を発揮したりするときにぐっと歯を食いしばるのは必要なことですが、常に力が籠もっていると筋肉はカチカチに凝り固まってしまいます。

筋肉というのは、一箇所だけのものではありません。
顎の筋肉は肩や、目を開く筋肉等にも繋がっています。つまり、顎が疲れると、頭痛や肩こりの原因となることがあります。

歯を食いしばる原因は、歯並びやストレスなどなど、様々な原因があります。また、無意識なことが多く、食いしばっていても自覚がないこともしばしばみうけられます。

お口の中を、鏡の前でご覧になって見てください。ほっぺの粘膜や、舌の脇に歯の跡がついていると食いしばりをしているサインとなっています。
もし、お口の中に歯の跡がついており、肩こりや頭痛に悩んでいる方が居られましたら、食いしばりの治療で改善されることもあります。

お気軽に、当院にご相談ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

| 患者様へ | 12:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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<神奈川県主催 歯科医師認知症対応向上研修会 参加報告>


 こんにちは。歯科診療部門の歯科医師・金指です。令和元年7月21日小田原において厚生労働省が定める歯科医師認知症対応向上研修会に参加してきました。


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 私は、平成29年度より毎年参加しており、早いものでもう3回目の受講となりました。当日は梅雨明け前の蒸し暑く、新横浜も何かのイベントで大混雑でしたが、新幹線で小田原に向かいました。

 厚生労働省の「認知症」への取り組みのひとつとして「認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会を実現する」ために、「認知症施策推進5か年計画」(2012年9月オレンジプラン)が発表されました。
その後、団塊の世代が75 歳以上となる2025(平成37)年を見据え2015年1月27日に厚生労働省だけでなく関係府省庁(内閣官房、内閣府、警察庁、金融庁、消費者庁、総務省、法務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省)と策定したものを「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)」です。この中の新たな取り組みの1つとして、「歯科医師の認知症対応力向上」が掲げられております。

さて、令和元年歯科医師認知症対応向上研修会のご報告です。研修会は「認知症を理解する~認知症の人と接するための基礎知識~」、「小田原市の認知症対策~認知症でも自分らしく安心して暮らしていくために~」、「通院療養中の認知症高齢者へのかかりつけ歯科の役割~生活継続性への支援として~」の3つの講演からなっていました。

「認知症を理解する~認知症の人と接するための基礎知識~」
講師は、小田原市医師会副会長で日本内科学会 総合内科専門医、日本神経学会 日本神経学会専門医の武井和夫先生で、認知症を早期診断・早期対応すなわち「我々医療職がきづき・つなぐ」役割の重要性から、地域包括医療センターの役割のご紹介、認知症の診断基準、認知症の原因疾患・病態の種類(認知症疾患ガイドライン2017の紹介)、さらには、4第認知症(アルツハイマー型、レビー小体型、血管性、前頭側型頭型)の症例を交えた紹介、まとめとして、認知症対応における多職種連携に至る、医師からの提案が報告されました。

「小田原市の認知症対策~認知症でも自分らしく安心して暮らしていくために~」
本パートは、小田原市 福祉健康部 高齢介護課 地域包括支援係 保健師 青木 のぞみ さん による、小田原市の紹介に始まり、認知症施策の体系、介護予防事業、そして認知症対策事業の紹介が報告されました。
介護予防事業では、「65歳からの筋トレ教室(1クール3ヶ月、週2回)」、「脳トレ!脳と体の生き活き教室(1クール3ヶ月、全12回)」の活動報告、認知症対策事業では「認知症をにんちしよう会」の活動が詳細に解説され、この活動には参加団体が、15も参画していることが地域に根付いた活動であると感じました。
もう一人の演者は、蘇我病院 若年性認証支援コーディネーター 田中香枝さんによる、介護保険法、障害者自立支援法などの行政の取り組み、認知症と青年後見人制度の仕組みについてわかりやすく解説して頂けました。

「通院療養中の認知症高齢者へのかかりつけ歯科の役割~生活継続性への支援として~」
講師は、東京都健康長寿医療センター研究所 歯科医師 枝広 あや子 先生のご講演で認知症と口腔機能の関係に始まり、認知機能の低下した人に対して歯科医師としてどんな貢献が出来るかについてビデオを交えた講演で、認知症患者さん本人だけで無く、ご家族と我々歯科医療従事者の関わりについて“視覚的”に理解する事が出来ました。

歯科診療部門長として、本講演の内容をスタッフ、受付、もちろん歯科医師と共有することで、横浜いずみ台病院・歯科診療部門は「認知症の人(あえて患者さんとは言いません)歯科医療機関のつながりを継続させる架け橋」となる部門として地域の皆様に貢献するため、住み慣れた地域で暮らしを支えるため歯科医療、医療、介護、地域と共生できる環境を整えることが責務と考え今回のブログテーマといたしました。

歯科診療部門では、本研修会講義資料をいつでもご覧頂けるよう準備しております。ご興味のある方は受付にお申し付け下さい。

今後とも横浜いずみ台病院歯科診療部門をよろしくお願い申し上げます。

文責 歯科診療部門・歯科部長 金指

| 患者様へ | 05:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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舌で体調管理

こんにちは、歯科医師の餅田です。
梅雨が長引き、体調管理が難しいですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日は簡単にできる舌での体調チェックのお話をしたいと思います。
口を開けて鏡を見ていただくと、必ず舌が見えると思いますが、実はとても良く体調を反映しており、体調のバロメーターとして使えます。

鏡の前であっかんべーとして、舌を前に出してみてください。

健康的な舌であると、薄めのピンク色で、つやつやしすぎず程よく唾液に濡れています。人によっては、舌を守る為の毛羽のようなものが発達し、少し白味がかっている方もいらっしゃいます。そのような舌であれば、健康的と言えるでしょう。

もし、舌の色が白すぎると体の抵抗力が下がっている可能性があります。
お口の中には様々な菌が常在していて、それは本来身体を守る働きをしています。しかし、抵抗力が下がり、その常在菌のバランスが崩れると本来体を守る筈の菌が舌で異常繁殖してしまうことがあるのです。すると、舌は白くなり、少しピリピリする感覚を覚えます。
稀に舌を神経質に磨きすぎ、糸状乳頭という部分が発達してしまい似たような症状を起こすこともあります。

また、舌を見たときに真っ赤で溝が深くなっている、異様につやつやしている場合は、脱水や自己免疫の病気の可能性があります。
お口の中は本来、唾液で潤っているのが自然の状態ですが、脱水などで唾液の量が少なくなると口が乾き、それが長く続くと本来濡れていた舌が砂漠のように割れてしまいます。
免疫の病気、特にリウマチやシェーグレン症候群と呼ばれるものは唾液の量が著しく低下しますので、同様の症状が見られます。

赤色を通り越し、紫がかっている場合は貧血である可能性が高いです。舌はほとんどが筋肉で出来ており、通る血管もとても太いので血液の色などを反映します。貧血の血液は鉄が不足していて青みがかるため、ピンクと混ざり舌が紫がかることがあります。

色ではありませんが、大きさでもバロメーターになります。
舌がいつもより大きい、なんだか噛みやすい。こんな時は身体が疲れなどで浮腫んでいることがとても多いです。また、浮腫はいろいろな疾患でも見られることの多い症状ですので、あまりに急に舌が大きくなったと感じた時は注意が必要です。
普段から舌が大きい、噛みやすいという方は、舌の筋肉が弱っている可能性があります。舌をよく動かして筋トレしてみましょう。

浮腫や、今お話してきた色など、人体は複雑ですのですべての原因が一つとは限りませんが、気軽にできる健康チェックとして、毎日鏡で舌を見てみてください。
気になることなどがありましたら当院にお気軽にご相談、ご来院頂けたらと思います。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

| 患者様へ | 15:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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親知らずの話

こんにちは。歯科医師の餅田です。

良く、なぜ親知らずを抜かなければならないのかと、質問を受けます。
今日は親知らずについてお話をしてみようと思います。

親知らずは真っ直ぐ生えてくれば必ずしも抜かなければいけないわけではありません。
しかし、昔に比べ食べるものが柔らかくなったり、様々な理由で現代の人は顎の発育が悪くなり、親知らずが生えるスペースが無いことが多くなって来ています。
スペースが足りないとどのような事が起きるのでしょうか。

親知らずは生えて来るスペースが無くなると、骨の中に埋まったまま発達してしまいます。
完全に骨の中に埋まってしまう場合と、中途半端に口の中に斜めに生えてきてしまう場合とあります。
また、骨の中でスペース不足により発達途中にエラーが生じ、含歯性嚢胞という病気になってしまうこともあります。

歯の周りに嚢胞が広がると、次第に骨が薄くなり、骨折してしまうケースも稀に見られます。

口の中に中途半端に生えている場合もなかなか厄介者となります。
親知らずは半分以上埋まっている風に見られる口の中でも、実は親知らずの周りの歯茎には深い歯周ポケットができやすいです。

そこに食べ物のかすやプラークが溜まると歯茎に炎症を起こし痛みが出たり、その溜まった食べかすから虫歯になってしまいます。親知らずだけならともかくですが、多くの場合前の歯を巻き込み虫歯になっていくケースがとても多く見られます。

などなど、親知らずは顎が小さくなった現代の人々にはあまり利点を成す歯ではなくなってしまいました。また、奥に生えているため治療がしづらく、虫歯やその他の疾患の再発率がとても高くなっています。なので、生え方によっては抜いてしまう事が良いと考えられるようになりました。

しかし、親知らずは必ずしも悪いものばかりではありません。
きれいに生え揃えば噛む力は強くなりますし、前の歯が駄目になってしまったとき代わりに使うことも可能です。また最近では再生医療の観点からも、親知らずの中に通る神経や細胞は注目を集めていたりもします。

もし、お口の中に気になる親知らずが有りましたら、お気軽にご相談ください。
ご来院、心よりお待ちしております。

| 患者様へ | 15:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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<横浜市 医療安全研修会 に参加して>


 こんにちは。歯科部門長の金指です。先週に引き続き研修会 参加報告をいたします。
令和元年7月4日18時30分~20時30分まで横浜市市民文化会館 関内ホール(大ホール)にて行なわれた、横浜市医療安全研修会 に参加してきました。
 令和元年第1回の研修会テーマは、「児童虐待~医療関係者に知ってほしいこと~」でした。最近のニュースなどで、悲しい報道が取り上げられていますが、2人の子供を持つ親として、さらに医療職の立場から改めて、我々“歯科医療従事者”に出来る事はないか?と、考えるきっかけを頂けました。
 
 研修会は「児童虐待~横浜市の現状と対策(横浜市こども青少年局こども家庭課)」と「小児画像診断における医療安全 画像診断から見た小児虐待&被爆低減対策(神奈川県こども医療センター 放射線科 相田典子 部長)」の2部構成でした。

 「児童虐待~横浜市の現状と対策(横浜市こども青少年局こども家庭課)」
 私も横浜生まれ、横浜育ちのいわゆる“はまっ子”ですが、その横浜市で2019年5月30日時点の「児童虐待(疑いを含む)に係わる通告・相談に対して調査等の対応をした件数」が市全体で9605件、これは5年前の4633件の“倍”に増加、残念ながら、0ヶ月児の死亡事例も検証報告されていて、医療職でなく、親として、人として、悲しい現実を受け止めなければなりませんでした。昔であれば、しつけと称して行なわれていた体罰については、民法改正についても言及しておりました。法律ではなく、地域の方々とともに、「お子様の見守りが必要だな」と思いました。
 横浜市では、横浜市児童虐待防止医療ネットワーク(YMN)を立ち上げ、このような悲しい事案防止に努めているようです。横浜市の児童虐待通告受理機関は、横浜いずみ台病院のある泉区では「西部児童相談所」と「泉区福祉保健センター こども家庭支援課」とのことでした。また緊急を要する場合には24時間365日対応可能な「よこはま子供虐待ホットライン 0120―805―240」にて対応して下さるとのことでした。
私はいずみ野駅から病院まで徒歩で通勤しておりますが、毎朝地域の方々が見守り活動をしているのを目にします。泉区では児童虐待は無いと思いますが、悲しい事案が起こる前にご相談されてみればとおもい、上記記載させて頂きました。

「小児画像診断における医療安全 画像診断から見た小児虐待&被爆低減対策(神奈川県こども医療センター 放射線科 相田典子 部長)」
本講演は、画像診断から児童虐待を疑う。疑わなければ診断出来ない!
ただし、画像診断も過度に行ない過ぎると(画像撮影、診断のための)放射線が小児に与える影響についても言及していました。
 Shaken Baby Syndrome(日本後では、揺さぶり症候群とでもいうのでしょうか?)。簡単にいえば、1歳以下の乳児(いわゆる首がすわっていないという表現が適切の乳児)に対して、親御さんとしては、何で泣き止んでくれないの?と脇の下を両手で抱えて揺さぶってしまうことにより起こりえる脳出血(脳挫傷など)、脊髄損傷などの外傷群らしいです(専門外なので正しいかな?)。あざも、傷も、骨折もなく、まさにサイレントディジーズです。画像診断と臨床症状のポイントについて説明があり、頭頸部領域の画像であったので、インプラント治療も提供していた自分に“もっと広い視野で画像をみなければ”と感じました。しかしこのShaken Baby Syndromeには賛否両論あることもご講演で説明がありました。
その後は児童虐待による骨折、交通事故、転倒・転落などとの鑑別診断、虐待と疑ったときの必要最低限のエックス線撮影についても年齢別でご講演されておりました。
 医療職、すなわち、医師、放射線技師による放射線被曝を可能な限り低減させる試みも報告され、今後の日本の医療体制、特に小児科画像診断に対する問題点も指摘されておりました。
 医療安全講習会のまとめとして、「安全は偶然あたえられるものではない 最悪を想定して準備するもの」というスライドを我々、横浜いずみ台病院、そして横浜いずみ台病院・歯科診療部門への宿題として、日々医療安全の向上を目指してまいります。

児童虐待に関するニュースなどの報道が無くなる事を願い、今回のブログテーマといたしました。


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横浜いずみ台病院 歯科診療部門 部門長 スタッフ一同(文責:歯科部長)

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