歯の再植について(歯の外傷)
こんにちは。
歯科医師の宮川です。
9月、10月は運動会の季節ですね。
私が子どものころはハダシで走ると早く走れるなんて言いましたが、いまは「瞬足」という靴があるそうですね。
本当に速くなるのでしょうか。
長くなってきた「歯の外傷」シリーズですが、今回でいったんおしまいです。
興味を持っていただけましたか?また機会があれば何か書きます。
今日は歯の再植の話です。歯の再植というのは脱臼してしまった歯をもとの場所に戻して固定して、その位置で落ち着くのを待つ治療法です。
いまの学校は歯の保存液が保健室に置かれているところが少なくないそうです。
(昔は「冷たい牛乳につけて歯医者にもっていく」といいましたね。歯の保存液が普及しているのは喜ばしいことです。)
転んだりして、歯が脱臼してしまったときには牛乳や歯の保存液につけて早めに歯科医院を受診してください。
歯の周りには歯根膜という膜がついていてそれが歯の再植のカナメになるものです。
なるべく歯根膜には触れずに(歯ブラシや爪でこすらず)持参してください。
教科書的には脱落後90分以上経過して再植すると大多数に歯根吸収(脱落の恐れ)がみられるそうです。
再植後には歯髄の処置をおこないますのでしばらくは通院が必要になります。
歯の怪我をしてしまったときには遠慮なく、ご連絡くださいね。
歯科医師の宮川です。
9月、10月は運動会の季節ですね。
私が子どものころはハダシで走ると早く走れるなんて言いましたが、いまは「瞬足」という靴があるそうですね。
本当に速くなるのでしょうか。
長くなってきた「歯の外傷」シリーズですが、今回でいったんおしまいです。
興味を持っていただけましたか?また機会があれば何か書きます。
今日は歯の再植の話です。歯の再植というのは脱臼してしまった歯をもとの場所に戻して固定して、その位置で落ち着くのを待つ治療法です。
いまの学校は歯の保存液が保健室に置かれているところが少なくないそうです。
(昔は「冷たい牛乳につけて歯医者にもっていく」といいましたね。歯の保存液が普及しているのは喜ばしいことです。)
転んだりして、歯が脱臼してしまったときには牛乳や歯の保存液につけて早めに歯科医院を受診してください。
歯の周りには歯根膜という膜がついていてそれが歯の再植のカナメになるものです。
なるべく歯根膜には触れずに(歯ブラシや爪でこすらず)持参してください。
教科書的には脱落後90分以上経過して再植すると大多数に歯根吸収(脱落の恐れ)がみられるそうです。
再植後には歯髄の処置をおこないますのでしばらくは通院が必要になります。
歯の怪我をしてしまったときには遠慮なく、ご連絡くださいね。
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